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お客様と一緒に成長する旅へ

リーディング・ファシリテーター堀江優美子です。

タイトルの「ジャーニー」に反応して
手にとったマーケティング・ジャーニー
著者は日頃から、
「本を書くことは自身をより知ること、
自分がもっと知りたいことを掘り下げることである」
と言っています。

筆者自身も成長しながら
書くという旅(ジャーニー)を、
行間から読み取ってみたいと思いました。

本書で述べられているのは、
企業でマーケティングを担当する人
という狭義のマーケッターではありません。

「すべての人」がマーケティングを
身につけるために学び、
成長事業を生み出す過程で成長していくことが、
マーケティングジャーニーである。
この発想は単に現行のビジネスだけでなく、
日本の教育が今後向かう「探究学習」にも呼応する、
つまり、日本の未来につながるものである
と筆者は説いています。

マーケティングジャーニーは、
公的セクター(民間に比べ弾力性に欠ける)
にも適用できるのか

第1のポイントは、弊社クライアントである
公的セクターのお客様との関わりから、
問いを立てました。

公的セクターの仕事は
世の中に広く必要である一方、
現在のプロジェクトでは
公募予算を獲得せねばならず、
競合に対して自分たちがより優っているのかを
示さなければいけないのですが、
理解して頂くことに難しさを感じていました。

本書では、
「教育×行政×企業×家庭=協育」
の時代として、
「それぞれが持つリソースを最大限に開放しながら協業する」
ことを提案しています。

私はここで、「教育」を
「公的セクター」に読み替えてみました。
当該の公的セクターも社会のインフラとして
必要な役割を果たしており、
転用できると思いました。

ヒーローへの依存は防げるのか

ヒーローへの依存は防げるのか
という問いを立てたのは、
例えばウルトラマンのような物語は、
ヒーローへの依存が強くないか、
とかねがね感じていたのです
(ウルトラ警備隊は、最終回で
ウルトラマンが力尽きた後にやっと、
自分たちの力で怪獣を倒しましたが)。

企業でも、パフォーマンスの高い社員がいると、
その人への依存が高まる傾向は必然的にあります。

それに対するカギは、
リーダーを生み出す「再現性」である
と本書で知りました。
そして、その再現性を支えているのが、
「予測可能な成長をもたらす集客モデル」であると。

言い換えれば、
集客モデルはお金を生み出す一方で、
再現性を強く意識すべきであり、
暗黙知に近い個人の力を引き出すか
ということなのだと知りました。

マーケッターの成長は、市場の変貌についていけるのか

再現性のある集客モデルは、
スター社員をどんどん輩出できることになりますから、
そのムーブメントがひいては
持続的な社会へとつながっていくことになると理解しました。

とすると、マーケッターは少なくとも、
変化の激しい市場をただ単に追いかけるだけの
存在ではないということです。

 

こうして考えていると、冒頭で
「公的セクターのクライアントにどう理解してもらうか」
という問いは実は、
クライアントと関わる中で
自分もどうやって成長するかを
問われているのだと感じます。

つまり、先方に「理解させる」のではなく、
先方が理解できる・目的を達成できる
お膳立てをどれだけ準備して、
先方も自身の変化を感じながら
(私に説得されるのでなく)
先へ進めるように、導いて差し上げられるか。

その点では、クライアント様に
対してできることが、
まだたくさんあると感じました。

いつも、お客様と一緒に「ジャーニー」にくり出したい。

それが本書の読後感でした。

堀江優美子

株式会社ポッセ・ニッポン
https://www.posse-nippon.com/

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