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Book review

書評

価値あるものは妄想から生まれる

リーディング・ファシリテーターの中崎倫子です。
実は私は3年後に自分の図書館(私設図書館)
を設立したいと考えています。

「この業界が将来成長するか?」
「私設図書館が収益につながるか?」
そんなことは一切無視で
自分のやりたいことを
思いつきで言っているだけの妄想でもあります。

そして、この妄想を妄想にしてしまうのは
惜しいという気持ちもあります。
思いつきを実現化する方法はないものか、
そのような気持ちでこの本を手にしました。

あなたの中にも
「こんなのただの妄想だよ。実現するはずないよ」
と諦めてしまったことはありませんか?

『直感と論理をつなぐ思考法』を読んで得られるもの

今回は、直感をどのようにして論理につなぎ、
妄想を事業にしていくかについて書いていきます。

それを知ることで、
「妄想」ともいえるビジョンを
どのような方法で実現化するかを知ることができ、
自分の夢を実現することができるようになります。

『直感と論理をつなぐ思考法』を読むと、
事業戦略において、
「なぜ直感と論理を繋げる必要があるのか?」
「どのようにして直感と理論を繋げるのか?」
について知ることができます。

最近、
『「直感」「美意識」「アート」「教養」こそが新しい考え方だ』
という主張をよく目にしたり、
耳にしたりします。
それと表裏一体で「論理」「分析」は
もう古いという言説も聞きます。

ですが、ほんとうにそうなのでしょうか?

「直感などのほうが論理よりも優れている」
という考えに
私は懐疑的な気持ちを持っていて、
「論理は不要なのか? 直感だけでうまくいくなら誰も苦労はしない」
ということを
いつも疑問に思っていました。

直感でものを語るのなら誰でもできます。
しかし、事業となると、
そのビジョンの実現化のために、
現実とのギャップを埋めていかなければなりません。
そう考えると、
論理や戦略はまったく無用のものなのでしょうか?
直感や美意識で語ればすべて解決するのでしょうか?
そんなはずはないと思っていました。

その疑問に答えてくれるのではないかと思い、
『直感と論理をつなぐ思考法』を手に取りました。

『直感と論理をつなぐ思考法』で重要な点は、
「なぜ直感と論理をつなげるのか?」
「どのようにして直感と論理をつなげるのか?」について
教えてくれることです。まとめると以下のとおりになります。

①「なぜ」直感と論理をつなげるのか?
・価値あるものが妄想からしか生まれず、
ビジョンと現実との間にあるギャップを埋めることが
「クリエイティブなモチベーション」につながるから

②「どのようにして」直感と論理をつなげるのか?
・手を動かし身体感覚を取り戻し(右脳を使い)、
考えるより先にまずは「プロトタイプ」を作成する

・ムーンショット(今の10倍の目標)を設定し、
今までのやり方の延長ではなく、
新しい方法を模索するようにする

・ストーリーメイキングで共感を生むノウハウを知る

「直感と論理をつなぐ」には
頭ではなく手を動かして
身体感覚・感情をとりもどし、
アウトプットをしていくことが大事です。

そうすることで、
自分の妄想にしか過ぎなかった考えが
実行可能な戦略へと変わっていきます。

最初の一歩

新しいノートを書い、
お気に入りのペンを手にとってみましょう。
そして、とりとめもなく思ったこと、
考えついたことを
気の向くままに書いてみましょう。
その妄想から、
アイデアは生まれ、
アイデアは現実となります。

執筆者プロフィール

中崎倫子(ナカサキ トモコ)

大学図書館司書。
私設図書館を設立するという目標(野望・妄想)に向け、
日々勉強中です。

▼本について1~2日に一投稿継続中!
https://note.mu/rin12

 

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